Koh Loyから木材が海運輸送されていたころ
(シラチャ周辺の港湾施設と海上輸送について) koh Si Chang
Srimaharacha Companyで生産された木材等は、Koh Loy島で鉄道から船に積み替えられて輸送されていました。 しかし、Koh Loyの埠頭から直接輸出されたり、タイ国内の目的地に運ばれていたりしていたわけではありませんでした。 シラチャ付近の沿岸は潮の満ち引きも大きく、大型船の吃水では座礁の恐れのある浅い海域だったため、Koh Loyの埠頭には大型の貨物船が接岸することができず、ここから消費地であるバンコクに運ぶことができなかったのです。 バンコク港やタイ各地の港に運ばれる貨物は、一旦Koh Loyの埠頭で小型の船舶・艀に載せられ、シラチャ沖にあるKoh Sichang沖・港まで運ばれました。そこで比較的大きな蒸気船、帆船に再び積み替えられてから各地に運ばれていました。…