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1次資料の壁

CCC -

1次資料の壁


いろいろとSrimaharacha Companyの鉄道について調べているのですが、現状では超えられない壁があります。
それはタイ語の壁。

インターネット上のブログや、調査のレポートから得られる情報は、ほぼすべて2次資料です。また、論文であったり、書籍から得られる情報も2次情報です。

1次資料といえば、かかわった本人が書いたものであったり、生情報を調査した結果ということになると思いますが、今回調べているこのケースの場合、それらのほとんどがタイ語で書かれていたり、タイ国内でしか得ることのできない情報であったりします。

たとえば、SRJを創立したChao Phraya Surasak MontoriのFuneral Bookであるとか、タイ政府の官報などです。2次資料であってもタイ語のものが多くあります。Srirachaの100年紀のもとになったBurapha大学の論文などです。

本来、調査レポートは一次資料を詳細に検討してまとめることがあるべき姿だと考えています。そのように調査を進めたいと考えているのですが、タイ語の文献となるとさすがに難しい。いくつかの文献は辞書片手に、あるいはインターネット翻訳を駆使して読んだりしていますが、いまいち怪しい。
また、入手できないものも多くて困っています。
読みこなせれば、もっと信頼性のあるレポートができるのにという思いでいっぱいです。
タイ語勉強してますよ。悔しいから。

2016年まではタイのシラチャに在住していたので、できるだけ現地に行って確認したりしていましたが、鉄道が撤去されて50年以上経過している現在では得られる情報は乏しくて、情けない限りです。
(Webサイトで使っている写真のいくつかは、そうやって現地で自分で写真を撮ったものです)




ぜひ入手したい文献


2次資料の一つになりますが、ずっと探しているにもかかわらず、書籍やInternet上では入手できない論文があります。
この論文は、今回の調査を通じて読んだ論文にかなりの割合で引用されているもので、タイの鉄道が果たした役割などが詳細に記述されているもの(と推察される)です。
SRJの記述もあるようで、かなり有用な情報を含む論文だと考えています。

国会図書館とか、大学の図書館などを通じて入手しようといろいろと調べていますが、オンラインで公開されおらず、国内の図書館でも所蔵されていない様子。東京まで行くか、かなり高い費用を払って業者に発注するしかない状況。  所蔵している図書館はマイクロフィルムで所有しているところが多いため、簡単に入手できないというところまではわかりました。



この論文だけは、何とかして全文入手して精査したいです。 300ページ以上あるようですが、、、
(どなたかCopyいただけませんか?)


Title:     The role of the state railways in Thai history, 1892-1932.
Author:         Holm, David Frederick.
Published:     New Haven, 1977.
                    Thesis (Ph.D.) - Yale University.






  • ブログの投稿者: CCC
  • タイトル: 1次資料の壁
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